2026年3月、Googleの検索アルゴリズムに大きな変化がありました。今回は「スパムアップデート」と「コアアップデート」が短期間で連続して実施されており、Webサイト運用において無視できない影響が出ています。
本記事では、Webデザイナーの視点から、何が変わったのか・どう対応すべきかを整理して解説します。
2026年3月のアップデート概要
- 3月24日:スパムアップデート(約1日で完了)
- 3月27日:コアアップデート(約2週間で展開)
この2つは独立したアップデートですが、実際にはセットで順位変動に影響しています。
スパムアップデートの変更内容

今回のスパムアップデートは、新しいルールの追加ではなく、既存ルールの取り締まり強化が中心です。
- AIによる大量生成コンテンツの検出強化
- パラサイトSEO(ドメイン悪用)の排除
- 不自然なリンク施策の検知精度向上
- クローキングなどの不正手法の排除
短期的に順位を上げるための施策は、ほぼ通用しなくなったと言えます。
また、わずか1日で完了したことからも、明確なスパムサイトを高速で排除する目的が強いアップデートでした。
コアアップデートの変更内容

コアアップデートでは、検索結果全体の評価基準が見直され、コンテンツの質そのものがより厳しく評価されるようになりました。
① 独自性(Information Gain)の重視
- 他サイトのまとめ・リライト → 評価ダウン
- 独自の視点・一次情報 → 評価アップ
「そのページにしかない価値」が重要になっています。
② AIコンテンツの評価の変化
- AI使用自体は問題なし
- ただし未編集・量産コンテンツは低評価
つまり、AIかどうかではなく中身の質で判断されます。
③ E-E-A-Tの強化
- 実体験
- 専門性
- 信頼性
特に、実際の経験に基づいた情報が重視されています。関連の参考記事はGoogle SEOの基本を参照ください。
④ サイトの専門性(トピックの一貫性)
- 雑多なテーマのサイト → 評価ダウン
- 特化型サイト → 評価アップ
「広く浅く」より「狭く深く」が評価される傾向です。
過去のアップデートとの違い

これまでのコアアップデートでも「品質重視」は繰り返し言われてきましたが、今回の特徴はより実践レベルまで踏み込んだ評価になっている点です。
- 従来:品質が重要(抽象的)
- 今回:独自性・体験・専門性がないと明確に評価されない
過去記事でも触れているように、これまではSEO設計+一定のコンテンツ量でも成果が出るケースがありました。
しかし今回のアップデートでは、
- 構造が良いだけ → 不十分
- 情報が正しいだけ → 不十分
- 価値があるかどうか → 必須
「作り方」ではなく「中身」で勝負するフェーズに入っています。
Webデザイナー視点での影響

今回のアップデートは、単なるSEO担当者だけでなく、Webデザイナーにも大きく関係しています。
- コンテンツ設計(情報設計)の重要性が上昇
- UI/UXによる理解しやすさが評価に影響
- コンテンツの見せ方が検索順位に直結
つまり、
「デザイン=見た目」ではなく「価値を伝える設計」へ
今回の変更点まとめ
- スパム対策が強化され、不正なSEOはほぼ通用しなくなった
- 独自性のないコンテンツは評価されにくくなった
- AIコンテンツは「質」で評価されるようになった
- 専門性・実体験がより重要になった
- サイト全体のテーマ一貫性が評価対象になった
- デザインも含めた「ユーザー体験」が順位に影響
これからのSEOは「コンテンツの価値設計」が中心です。
参考記事・出典
- Google Search Status Dashboard
- Search Engine Land
- Google Search Central(公式ドキュメント)
- Search Engine Journal
過去のGoogle コアアップデートに関する情報はこちら!
小林 祐也
2026.04.02 更新この記事を共有する
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