【最新】検索結果で表示順位を下げないためのSEO対策 – Googleコアアップデート 2025年3月13日

【最新】検索結果で表示順位を下げないためのSEO対策 – Googleコアアップデート 2025年3月13日

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y.kobayashi

2025.04.09

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2025年3月13日(米国時間)に、Googleは大規模なコアアルゴリズムアップデート「March 2025 Core Update」を実施しました。
今回のアップデートでは、検索品質の向上を目的に、ユーザーの満足度が低いと判断されたコンテンツや、専門性に欠けるページの順位が大きく変動しました。

本記事では、このアップデートで特に重要とされた要素と、それに対応するSEO対策を解説します。

🔻 アップデートで特に影響を受けた要素

1. 低品質コンテンツの除外

Googleは、 以下のような“ユーザーの役に立たない”と判断されたページを大きく評価ダウンしました

  • 類似コンテンツの量産記事
  • 実体験が含まれていない情報の寄せ集め
  • AI生成のまま精査されていないコンテンツ👇
  • 内容が伴わない釣りタイトル記事

※AI生成の「精査されていないコンテンツ」とはどんなコンテンツ?

精査されていないコンテンツの具体例 :
❌ そのままコピペされたAI文章
  • ChatGPTなどで作成した内容を一切の加筆・編集なしで掲載
  • 記事の構成や言い回しが不自然、繰り返しが多い、抽象的
❌ 事実確認・出典の明記がされていない
  • 「専門家による調査」などと書かれているが、出典・引用元がない
  • 間違った情報や、他サイトの意見を自分の体験として書いてしまうケース
❌ 書き手の経験や視点がゼロ
  • 誰が書いても同じような、無機質な記事
  • 読者の疑問に答える形になっておらず、表面的な説明だけ

✅ 逆に「精査されたコンテンツ」は?

AIで生成した文章でも、以下のように編集されていれば問題ありません

  • ファクトチェックがされている
  • 著者の体験や専門知識が加えられている
  • 構成が論理的に整理されている
  • 誤解を招く表現が修正されている

2. E-E-A-Tの重視

・ 経験 (Experience)
・ 専門性 (Expertise)
・ 権威性 (Authoritativeness)
・ 信頼性 (Trustworthiness)

この4軸がより重視され、以下のようなページの評価が低くなりました。

  • 著者が不明確な記事
  • 専門性の裏付けがない情報
  • 運営者情報問い合わせ先が不十分

3. サイト全体の品質チェック

1ページ単位ではなく、サイト全体の信頼性やテーマの一貫性も評価対象となりました。

  • 古い記事の放置
  • テーマがバラバラな構成
  • 内部リンクが整理されていない

今回のコアアップデートでKASOUの掲載表示順位も変動し、
1週間程度下降が見られましたがその後、無事回復しました😂

KASOUの掲載順位変動画面 | SEO分析ツールならAhrefs(エイチレフス)

しかし、日々の運用と改善を怠り放置していると掲載順位はどんどん下がってしまいます。
Googleの検索結果で表示順位を下げないよう、これから紹介するSEO対策を行っていきましょう!

✅ すぐに実施できるSEO対策

1. コンテンツの質を見直す

  • ユーザーの検索意図を満たす内容か?
  • 古い記事は更新 or 削除
  • 重複や似通ったページは統合非公開

2. E-E-A-Tの強化

  • 著者情報プロフィールの充実
  • 実体験ベースの記述
  • 引用元根拠を明記

3. サイト全体のUX改善

  • 表示速度の向上(PageSpeed Insightsで確認)
  • モバイル対応の強化
  • 広告ポップアップの適正化

4. Google Search Consoleの活用

  • インデックス登録エラーモバイルの問題をチェック
  • パフォーマンスレポートでCTR表示回数の変化を確認
インデックス登録のエラー表示位置 | Google Search Console
モバイルの問題の確認方法 | Google Search Console

🔍 競合分析も忘れずに

検索順位が下がったキーワードについて、上位に表示されている競合ページと自サイトを比較し、
構成や情報の網羅性、信頼性などをチェックしましょう。

まとめ

今回の2025年3月コアアップデートでは、表面的なSEOではなく「ユーザー中心の本質的な価値提供」が一層求められるようになりました。
検索順位を守るためには、日々のコンテンツ改善ユーザー体験の最適化が鍵となります。

今こそ、自サイトのコンテンツと構造を総点検し、
検索エンジンだけでなく“ユーザーに評価されるサイト作り”を進めましょう。