【SEO】「target=_blank」の正しい使い方と危険性|SEOとセキュリティ対策を解説

【SEO】「target=_blank」の正しい使い方と危険性|SEOとセキュリティ対策を解説

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h.koyama

2025.02.25

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別タブで開く方法(target=”_blank” の使い方と注意点)

Webサイトでリンクを別タブ(新しいタブ)で開きたい場合、
HTMLの <a> タグの target="_blank" 属性を使用します。
この方法は、ユーザーに便利で効率的なブラウジング体験を提供しますが、
セキュリティ面やSEOの配慮も重要です。
この記事では、リンクを別タブで開く際の利便性を高めるヒントも併せて紹介します。

<a> タグの基本的な使い方

<a> タグ(アンカー要素)は、リンクを作成するためのHTMLタグです。href 属性を使用してリンク先のURL(リンクの表示先)を指定し、ユーザーがリンクをクリックすると指定されたURLを開くことができます。

<a href="https://example.com" target="_blank">Example Website</a>

このコードは、リンクがクリックされたときに新しいタブ(またはウィンドウ)で https://example.com を開きます。

<a> タグの基本的な属性

<a> タグには、href 属性以外にも多くの基本的な属性があります。例えば、target="_blank" で新しいタブでリンクを開くことができます。これにより、ユーザーが元のページを離れずに他のコンテンツを確認できるため、利便性が向上します。

target=”_blank” の脆弱性とセキュリティリスク

target="_blank" を使用すると、リンク先のページが window.opener を介して元のページ(リンクをクリックしたページ)を制御できる可能性があります。これにより、フィッシング詐欺やセッションハイジャックのリスクが発生します。

例えば、悪意のあるサイトが window.opener.location を変更し、元のサイトに似せた偽のページへリダイレクトさせることが可能になります。

target=”_blank” の脆弱性を防ぐ方法

以下のように rel="noopener noreferrer" を追加することで、セキュリティリスクを軽減できます。

<a href="https://example.com" target="_blank" rel="noopener noreferrer">Example Website</a>

noopener
・新しいタブやウィンドウで開かれるリンク (target=”_blank”) において、リンク先のページが window.opener を通じて元のページを操作するのを防ぐ。
・セキュリティ上のリスク(※Tabnabbing タブナビング)を軽減するために使用。
Tabnabbing(タブナビング) とは、target=”_blank” で開いたリンク先のページが、window.opener を利用して元のページを書き換える攻撃のことです。

noreferrer
・noopener の機能を含む。
・さらに、リンク元をリンク先に送らない。

noopener により元ページのセキュリティを守り、noreferrer によりプライバシーを保護する。
多くのブラウザでは noopener がデフォルト動作になっていますが、完全な対策として noopener noreferrer を指定するのが一般的です。

ユーザーエクスペリエンスを向上させるヒント

target="_blank" を使用する際、ユーザーエクスペリエンスを向上させるための具体的なヒントを以下に紹介します。

  • タブの操作を簡素化する
    ユーザーが新しいタブを開いた際、そのタブでページが正しく表示されるように、視覚的に区別しやすいデザインを心がけましょう。例えば、リンクにアイコンや明示的な「新しいタブで開く」などのテキストを追加することで、ユーザーがタブの操作を理解しやすくなります。
  • ブラウザの機能を活用する
    多くのブラウザは、リンクを右クリックして「新しいタブで開く」などのオプションを提供しています。リンクのデザインをシンプルに保ちつつ、ブラウザの機能を活かすことで、ユーザーにとって使いやすいインターフェースを提供できます。
  • リンクの数を絞る
    新しいタブを開くリンクが多すぎると、タブが増えすぎてブラウジングが煩雑になります。重要なリンクや外部サイトへのリンクに限定し、必要以上に新しいタブでリンクを開かせないようにすることで、ユーザーが混乱しにくくなります。
  • ユーザーに新しいタブを意識させる
    特に初心者のユーザーに対しては、新しいタブでリンクが開かれることを明示的に伝えることが大切です。リンクをクリックした際に、どこに移動するのか、元のページはどうなるのかを意識させることで、安心感を与えることができます。
  • タブを整理する
    ユーザーが複数のタブを開いた場合、ブラウザのタブを管理しやすくするための工夫が求められます。例えば、リンク先がページの読み込み後にタブにタイトルを自動で反映させることで、ユーザーがどのタブを開いているのかを容易に認識できるようにします。

target=”_blank” をSEOに活かすポイント

  • 外部リンクには rel=”noopener noreferrer” を適用し、セキュリティ対策を徹底。
  • 内部リンクの場合、target=”_blank” の使用を最小限にし、ユーザーのサイト滞在時間を延ばすための工夫をする。
  • 外部リンク先の信頼性を確認し、低信頼サイトへのリンクは避ける。
  • 必要に応じて nofollow を使用し、リンクジュース(被リンク効果)の流出を防ぐ。

まとめ

target="_blank" を使用してリンクを新しいタブで開くことで、ユーザーのブラウジング体験をより効率的にすることができます。
ただし、セキュリティリスクに配慮し、rel="noopener noreferrer" を追加することで安全性を確保しましょう。


また、ユーザーエクスペリエンス向上のために、リンクの設計やブラウザの機能を活用することも重要です。
これらを考慮することで、より便利で効率的なウェブ体験を提供できます。