【2025年版】 Relumeとは?Webデザイナーが注目すべきAIサイト構築ツールを徹底解説!

【2025年版】 Relumeとは?Webデザイナーが注目すべきAIサイト構築ツールを徹底解説!

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y.kobayashi

2025.06.27 更新

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Webデザインの現場は、日々進化しています。
近年では、AIを活用してワイヤーフレームやUIを自動生成するツール
急速に注目されるようになりました。
その中でも特に話題なのが 「Relume」 です。

この記事では、WebデザイナーにとってRelumeがどれほど役立つのか、
無料でどこまで使えるのかを詳しくご紹介します。

Relumeとは?|AIでWebサイト構成を自動生成

Relume(リリューム)は、オーストラリア発のAIベースのWebデザインツール。
FigmaやWebflowと連携し、WebサイトのワイヤーフレームやUIコンポーネントを自動で生成できるのが最大の特徴です。

主な機能

  • AI Site Builder
    キーワードを入力するだけで、ページ構成・テキスト・コンポーネントを自動作成。
  • UIコンポーネントライブラリ
    何千もの再利用可能なデザインパーツを提供。
  • Figma連携
    生成したレイアウトをワンクリックでFigmaにインポート。
  • Webflowエクスポート
    ノーコードで直接Webflowに組み込み可能。
  • ブランディング適用
    カラーやトーンをAIが自動で反映。

ワイヤーフレームからデザインへの移行が爆速で完了!
提案資料やプロトタイプの作成もラクに。

無料でどこまで使える? Relumeの料金プラン

Relumeは無料プランありのモデル。以下が2025年6月時点の内容です。

無料プラン(Free)

  • 1プロジェクト / 1ページ のみ生成
  • Figmaのみ出力可能
  • シェア / コメント不可
  • コンポーネント数に制限あり

有料プラン(Pro / Team)

プラン名概要
Starter($18 / 月1人あたり)1つのプロジェクト、5ページまで作成が可能。
シェア、コメントができるようになる。
作れるコンポーネント数が格段に増えます。
Pro($40 / 月1人あたりStartereの機能 +
プロジェクト・ページの作成が無制限に
Team($36 / 月 3アカウント)Proの機能 +
チームワークスペースやブランド共有が可能に
Relumeの料金表

無料でも機能の基礎は十分に体験可能!
制作本番やクライアントワークにはProがおすすめ。

RelumeはWebデザイナーに必要か?

向いている人

  • サイト構成・ラフ作成を効率化したい
  • Figmaでデザインしている
  • Webflowでの構築に慣れている
  • ✅ スピーディーに提案資料を作りたい
  • コンポーネント設計の時間を短縮したい

向いていない人

  • ❌ 完全オリジナルデザインをゼロから作りたい
  • コード主導でサイトを組みたい
  • ❌ 決まったワイヤーフレームしか使わない

Relumeを使う3つのメリット

① 爆速ワイヤーフレーム生成

キーワードを打つだけで、ページ構成+テキストが自動で出力
アイデア出しにも最適です。


② Figmaとの連携でそのままデザインに活用

デザイン案をすぐFigmaに取り込めるので、余計な操作は不要。
デザイン業務とスムーズに連携します。


③ 提案資料やプロトタイプに強い

1日で何パターンもモックを出せるので、クライアント提案の質とスピードが両立できます。

Relumeの日本語対応状況

Relume自体は 現時点(2025年6月)では公式に日本語対応していません が、
以下のような形で部分的に日本語化して使うことは可能です。

項目日本語対応状況
ユーザーインターフェース(UI)❌ 英語のみ(日本語表記なし)
AIが生成するテキスト❌ 英語のみ(プロンプトが日本語でも英語出力)
Figmaへの出力⭕ 日本語入力は可能(Figma側で編集)
Webflowへのエクスポート⭕ 日本語入力は可能(要手動調整)
コンポーネント名やラベル❌ 英語(後で編集可能)

1. 日本語で使うための運用方法

方法1|AI出力をあとから日本語に書き換える

  • 英語で構成を自動生成
  • テキスト部分を手動で日本語に翻訳
  • FigmaやWebflowで微調整

方法2|日本語のテキストで再構成(Figma内で作業)

  1. コンポーネントだけをRelumeで生成
  2. テキスト部分はFigma上で自分で日本語入力
  3. デザインはそのまま活用可能

方法3|Google Chromeの翻訳機能を活用

  • RelumeのUIをChromeの自動翻訳機能で日本語に変換
  • 操作しやすくなる(完全ではないが十分に実用的)

2. Relumeの日本語対応が進む可能性は?

2024年後半に入り、FigmaやWebflowなど海外のデザインツールも徐々に日本語対応・多言語対応が進行しているため、Relumeも将来的に日本語UIや日本語出力に対応する可能性は十分あります。

公式のアップデート情報は以下から確認可能:
👉 https://www.relume.io/changelog

Relumeでワイヤーフレームを作ってみよう!

① 新規プロジェクトを作成

メールアドレスまたはGoogleアカウントで簡単にアカウントを作成できます。

ログイン後、画面右上の「New Project」を選択してプロジェクトを作成できます!

② プロンプト / 作成ページ数 / 言語 を設定してサイトマップを作成

AI生成に必要な3つの項目を設定して「Generate Sitemap」をクリックすることで
自動で適当なサイトマップワイヤーフレームが作成されます🧐

③ サイトマップとワイヤーフレームを確認

④ Figmaにワイヤーフレームを出力

FigmaRelumeプラグインを追加することで、エクスポートすることができます。
Figmaでプラグインの追加先プロジェクトを指定する必要があるので、先にワイヤーフレームの出力先は用意しておきましょう!

⑤ デザインを作成してクライアントに提案!

FigmaにRelumeのワイヤーフレームを追加することができました。
あとはいつもの工程でデザインの制作に入りましょう。
複数のワイヤーフレームを用意して、別パターンを提案するのもいいですね!

まとめ|Relumeは“Webデザイナーの相棒”になる

Relumeは、Webデザイナーにとって時間を生み出す強力な武器です。

「ワイヤーを組むのに時間がかかる…」「AIの力で効率化したい」と思っている方は、
まず無料プランで試してみるのが◎
FigmaやWebflowと組み合わせれば、さらに強力なワークフローを構築できます。

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