「デザインにはセンスが必要」と思われがちですが、実は見栄えが良く、情報を正確に伝えるデザインの多くは、論理的なルールに基づいています。特にWebデザイン初学者やノンデザイナーの方がデザイン制作前に知っておくべきなのが「デザインの4原則」です。
本記事では、そんなデザインの基本のルールについてまとめましたので、見ていきましょう!
デザインの基本4原則とは?
デザインを支える基本は、「近接」「整列」「反復」「対比」の4つです。
これらは、情報を整理して、相手に迷わず理解してもらうための「型」のようなものになります。
1. 近接(グループ化)
近接のルールは、「関係のあるもの同士を近づけて、グループにする」です。

✅ ここがポイント!
人は距離が近いもの同士を、無意識に「同じグループだ」と判断します。
情報をバラバラにせず、意味のまとまりごとに固めることで、パッと見ただけで内容が理解できるようになります。
✅ 実践のコツ!
- 「タイトル」と「その説明文」を近づけ、別のトピックとの間には広めの隙間(余白)を作りましょう。
- 色や形を工夫しなくても、この「距離」を意識するだけで情報は整理できます。
- 作業を始める前に、「どの情報が仲間か」を整理するのが成功のポイントです。
✅ 参考サイト!
2. 整列(揃える)
整列のルールは、「見えない線に沿って、要素をきれいに並べる」です。

✅ ここがポイント!
バラバラに置かれた画像や文字をビシッと揃えると、画面に「安心感」と「秩序」が生まれます。
視線がスムーズに動くようになるので、読む時のストレスがグッと減ります。
✅ 実践のコツ!
- 「左揃え」や「中央揃え」など、基準を一つ決めたら、徹底的に揃えてください。
- 文章が多い場合は、自然に読み進められる「左揃え」がおすすめです。
中央揃えは長文だと読みづらくなるので、タイトルなど限定的に使いましょう。 - ソフトの「整列機能」や「ガイド線」を使い、1ミリのズレもなく揃えるのが「プロっぽく」見せる近道です。
✅ 参考サイト!
3. 反復(繰り返す)
反復のルールは、「同じデザインを繰り返し使って、統一感を出す」です。

✅ ここがポイント!
色、フォント、アイコンの形などのルールを繰り返すと、全体にリズムが生まれます。
「この形はタイトルだ」というルールが読み手に伝わるため、安心して読み進めてもらえます。
✅ 実践のコツ!
- 見出しのデザインや箇条書きの記号など、同じ役割のものはすべてデザインを統一しましょう。
- 1枚の画像だけでなく、数ページの資料全体でルールを守ることが大切です。
- あえてこのルールを「1箇所だけ崩す」ことで、そこを際立たせるテクニックもあります。
✅ 参考サイト!
4. 対比(強弱をつける)
対比のルールは、「情報の重要度に合わせて、見た目にメリハリをつける」です。

✅ ここがポイント!
すべてを同じ大きさで書くと、何が一番大事なのか伝わりません。
重要なところをグッと目立たせることで、読み手の目を真っ先に大事な情報へ引きつけることができます。
✅ 実践のコツ!
- 大きさ、色、太さを変えるときは、「やりすぎかな?」と思うくらい思い切って差をつけてください。
中途半端だと、ただのミスに見えてしまいます。 - 「ジャンプ率(大きさの比率)」を意識しましょう。
文字の大小の差を大きくすると元気で活動的な印象に、差を小さくすると上品で落ち着いた印象になります。
✅ 参考サイト!
まとめ
デザインの4原則(近接・整列・反復・対比)は、
バラバラに使うのではなく、組み合わせて使うことで大きな力を発揮します。
- 近接で情報をグループに分け、
- 整列できれいに並べ、
- 反復で統一感を出し、
- 対比で主役を立たせる。
この流れを意識するだけで、あなたの資料作りは劇的に良くなります。
まずは、今作っているデザインをこの4つの視点でチェックすることから始めてみてください!
振り返りFAQ
近接のルールで、一番やってはいけないことは?
関係のないもの同士を「同じ距離」で並べてしまうことです。
関係があるものは近づけ、関係がないものとは離す。
この「距離の差」をつけないのが、近接における一番の失敗です。
整列のルールを、感覚だけでやってはいけませんか?
必ずソフトの機能やガイド線を使いましょう。
「なんとなく揃っている」と「1ピクセルもズレていない」では、見た目の清潔感に雲泥の差が出ます。
目ではなく、論理的な「線」で揃えるのが正解です。
反復をデザインに取り入れるメリットは何ですか?
読み手に「安心感」と「使い方のルール」を伝えられることです。
同じデザインが繰り返されることで、読み手は「この青い四角はボタンだ」と無意識に学習できます。
迷わせないための親切心、それが反復です。
対比をつける時に、やりがちな失敗は?
色の変化やサイズの差を「中途半端」にしてしまうことです。
「少しだけ大きくした」程度では、ただのズレに見えてしまいます。
やるなら「ハッキリと、大胆に」差をつけるのが対比の鉄則です。
播磨 佑悟
2026.02.16 更新この記事を共有する
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