【個人向け】デザイナーが知るべきFigmaの料金

【個人向け】デザイナーが知るべきFigmaの料金

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h.koyama

2025.06.23

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Figmaは、直感的な操作と高い共同作業機能で人気のデザインツールですが、
実務で使うWebデザイナーにとっては「費用対効果」が非常に重要です。
Figmaは、使う人の数(シート数)に応じて料金が決まる仕組みです。個人で使う場合も、自分が使う「シート」の種類によって料金が変わります

Figmaの料金表(2025年6月現在)

以下は、Figmaの各プランの日本円料金です。

通貨 ¥JPY プロフェッショナル毎月支払いの料金
通貨 ¥JPY プロフェッショナル年間支払いの月額料金
プランプロフェッショナルビジネスエンタープライズ
コラボシート¥450 /月¥750 /月¥750 /月
Devシート¥1,800 /月¥3,750 /月¥5,250 /月
フルシート¥2,400 /月¥8,300 /月¥13,600 /月
※すべて年払いベース月額換算
  • スタータープランは完全無料。ただし機能制限あり。
  • 年払いは20〜30%割安になる。
  • 為替相場によって請求額は変動の可能性あり

シートごとの役割

  • 閲覧シート:見るだけ、コメントだけの権限。課金は発生しません
  • コラボシート:コメントやフィードバックだけができるシート。編集はできません。チームやクライアントに限定的に使うイメージです。
  • Devシート:開発者向けの機能にアクセスできますが、編集はできません。個人利用ではあまり使わないことが多いです。
  • フルシート:すべての機能が使え、デザイン・編集ができるシートです。個人デザイナーなら基本的にこのシートを1つ持つイメージ
各シートで使えるFigmaの製品が表示されています

個人デザイナー向けのおすすめの選び方

  • まずはスタータープランで無料トライアルがおすすめ
  • 継続的な案件をこなすなら年払いのプロフェッショナルプラン(¥2,400/月)がコスパ良し
  • 月単位で稼働する副業などなら月払い(¥3,000/月)でも可
プランスターター(無料)プロフェッショナル(年払い)プロフェッショナル(月払い)
料金(月額)¥0¥2,400(フルシート)¥3,000(フルシート)
ファイル制限3 ファイルまで無制限無制限
プロジェクト管理◯(ワークスペース可)
プラグイン◯(制限あり)◯(制限なし)
バージョン履歴30日間無制限無制限
チームコラボ◯(制限あり)◯(自由に共有可)

個人デザイナーの課金のポイント

  • 基本的には自分の分だけ「フルシート」を購入する形です。
  • Figmaは「1シート=1ユーザー単位」の課金なので、複数人で使う場合はその分シート数が増えます。
  • 月払い・年払いが選べて、年払いの方が割安(月額換算で約20〜30%オフ)です。

課金の管理とコスト節約

  • シート数を増やさなければ費用は増えません。1人で使うなら自分のフルシート1つ分だけでOK。
  • もし他のユーザー(例えばパートナーやアシスタント)と共有する場合は、その人も有料シートを持つ必要があります
  • 無料で見られるだけの人は「閲覧シート」としてカウントされるため、料金はかかりません。
  • 利用開始後も、シートの追加や削除は自由にできるので、必要に応じて調整可能です。

デザイナー視点で見た
「Figma料金の費用対効果」

例えば、プロフェッショナルプラン(月額約2,400〜3,000円)は1案件でも納品すれば十分元が取れるレベルの投資です。以下の点で費用対効果が高いと評価できます。

  • 複数案件の管理がラクになる(無制限ファイル)
  • URLひとつでクライアントと即共有可能
  • Devモードによるコード取得などにより、実装までの流れがスムーズになる

まとめ

  • 個人デザイナーは「フルシート1つ分」の課金が基本だがまずはスターターから
  • 年払いで契約するとお得に使える。
  • 他のメンバーを増やすときはシート数に注意しよう。
  • 無料の閲覧権限は課金対象外なので、クライアントとの共有も安心。

Figma公式サイトで「プランと料金」を確認する
https://www.figma.com/ja-jp/pricing/


Figma公式サイトの「価格設定に関するFAQ」を確認する
https://www.figma.com/ja-jp/pricing-faq/