Figmaは、直感的な操作と高い共同作業機能で人気のデザインツールですが、
実務で使うWebデザイナーにとっては「費用対効果」が非常に重要です。
Figmaは、使う人の数(シート数)に応じて料金が決まる仕組みです。個人で使う場合も、自分が使う「シート」の種類によって料金が変わります。
Figmaの料金表(2025年6月現在)
以下は、Figmaの各プランの日本円料金です。


プラン | プロフェッショナル | ビジネス | エンタープライズ |
---|---|---|---|
コラボシート | ¥450 /月 | ¥750 /月 | ¥750 /月 |
Devシート | ¥1,800 /月 | ¥3,750 /月 | ¥5,250 /月 |
フルシート | ¥2,400 /月 | ¥8,300 /月 | ¥13,600 /月 |
- スタータープランは完全無料。ただし機能制限あり。
- 年払いは20〜30%割安になる。
- 為替相場によって請求額は変動の可能性あり
シートごとの役割
- 閲覧シート:見るだけ、コメントだけの権限。課金は発生しません。
- コラボシート:コメントやフィードバックだけができるシート。編集はできません。チームやクライアントに限定的に使うイメージです。
- Devシート:開発者向けの機能にアクセスできますが、編集はできません。個人利用ではあまり使わないことが多いです。
- フルシート:すべての機能が使え、デザイン・編集ができるシートです。個人デザイナーなら基本的にこのシートを1つ持つイメージ。

個人デザイナー向けのおすすめの選び方
- まずはスタータープランで無料トライアルがおすすめ
- 継続的な案件をこなすなら年払いのプロフェッショナルプラン(¥2,400/月)がコスパ良し
- 月単位で稼働する副業などなら月払い(¥3,000/月)でも可
プラン | スターター(無料) | プロフェッショナル(年払い) | プロフェッショナル(月払い) |
---|---|---|---|
料金(月額) | ¥0 | ¥2,400(フルシート) | ¥3,000(フルシート) |
ファイル制限 | 3 ファイルまで | 無制限 | 無制限 |
プロジェクト管理 | ✕ | ◯(ワークスペース可) | ◯ |
プラグイン | ◯(制限あり) | ◯(制限なし) | ◯ |
バージョン履歴 | 30日間 | 無制限 | 無制限 |
チームコラボ | ◯(制限あり) | ◯(自由に共有可) | ◯ |
個人デザイナーの課金のポイント
- 基本的には自分の分だけ「フルシート」を購入する形です。
- Figmaは「1シート=1ユーザー単位」の課金なので、複数人で使う場合はその分シート数が増えます。
- 月払い・年払いが選べて、年払いの方が割安(月額換算で約20〜30%オフ)です。
課金の管理とコスト節約
- シート数を増やさなければ費用は増えません。1人で使うなら自分のフルシート1つ分だけでOK。
- もし他のユーザー(例えばパートナーやアシスタント)と共有する場合は、その人も有料シートを持つ必要があります。
- 無料で見られるだけの人は「閲覧シート」としてカウントされるため、料金はかかりません。
- 利用開始後も、シートの追加や削除は自由にできるので、必要に応じて調整可能です。
デザイナー視点で見た
「Figma料金の費用対効果」
例えば、プロフェッショナルプラン(月額約2,400〜3,000円)は1案件でも納品すれば十分元が取れるレベルの投資です。以下の点で費用対効果が高いと評価できます。
- 複数案件の管理がラクになる(無制限ファイル)
- URLひとつでクライアントと即共有可能
- Devモードによるコード取得などにより、実装までの流れがスムーズになる
まとめ
- 個人デザイナーは「フルシート1つ分」の課金が基本だがまずはスターターから
- 年払いで契約するとお得に使える。
- 他のメンバーを増やすときはシート数に注意しよう。
- 無料の閲覧権限は課金対象外なので、クライアントとの共有も安心。
Figma公式サイトで「プランと料金」を確認する
https://www.figma.com/ja-jp/pricing/

Figma公式サイトの「価格設定に関するFAQ」を確認する
https://www.figma.com/ja-jp/pricing-faq/

h.koyama
2025.06.23この記事を共有する
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