【WEBデザイン技能検定】ウェブデザイン技能検定とは? 試験概要から勉強方法まで徹底解説

【WEBデザイン技能検定】ウェブデザイン技能検定とは? 試験概要から勉強方法まで徹底解説

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h.koyama

2024.12.09

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ウェブデザイン技能検定は、ウェブ制作のスキルを客観的に証明する国家資格です。
本記事では試験の概要や等級ごとの特徴、合格のための勉強方法、資格取得のメリットについて詳しく解説します。

これから挑戦する方はぜひ参考にしてください。

1. ウェブデザイン技能検定とは?

ウェブデザイン技能検定は、厚生労働省認定の国家試験で、ウェブデザインやコーディングの知識・技術を評価します。
試験は「学科試験」と「実技試験」の2部構成で実施され、実務で役立つスキルを網羅しています。

ウェブデザイン技能検定 – ウェブにかかわる全ての人のための、国家検定

2. 試験の等級と対象スキル

ウェブデザイン技能検定には、以下の3つの等級があります。

3級 (初心者向け)

必要なスキル: 基本的なHTMLとCSS、簡単なデザイン制作
: シンプルなウェブページの作成

2級 (実務経験者向け)

必要なスキル: サイト設計、SEOの考慮、レスポンシブデザイン
: 小規模なウェブサイトの構築

1級 (高度な技術者向け)

必要なスキル: 大規模プロジェクトの管理能力、最新技術の活用
: チームでのウェブシステム開発

各等級のスキル比較表(横軸に等級、縦軸にスキル)

「学科試験の対策には過去問題を繰り返し解くことが重要です。以下のサイトでは詳しい過去問解説が掲載されています。

【IT資格】ウェブデザイン技能検定3級に独学で合格! 過去問題を徹底解説

3. 試験の形式と内容

試験は次の2つで構成されています。

1. 学科試験

内容 : HTMLやCSSの基礎知識、デザイン理論、インターネット技術
形式 : 四択問題
対策 : 過去問題を繰り返し解くことが効果的

2. 実技試験

内容 : ウェブページの設計・制作、指定された仕様書に基づく作業
形式 : 実際にコードを記述してウェブページを作成
対策 : 模擬試験を繰り返し、制限時間内に仕上げる練習をする

4. 合格に向けた勉強方法

  1. 試験範囲を理解する
    試験公式サイトで最新の試験範囲を確認しましょう。
  2. 学習リソースを活用する
    おすすめの学習方法は次のとおりです。
    公式テキスト: 出題範囲に沿った教材
    オンライン講座: 学科と実技を同時に学べる
    過去問題集: 試験の傾向を掴むのに最適
  3. 模擬試験で練習
    制限時間を設けて本番を想定した練習を繰り返しましょう。

5. 資格取得のメリット

「Webデザインの技能検定を取得することはそもそも意味ないんじゃないか?」と思われるかもいるかもしれません。しかしながら、資格取得は以下のようなメリットがあります。

  1. キャリアアップ
    ウェブデザイナーとしての信頼性が向上し、就職や転職時に有利です。
  2. 実務スキルの証明
    実技試験を通じて、実務で役立つスキルを証明できます。
  3. ポートフォリオの強化
    資格を取得することで、ポートフォリオの信頼性を高められます。

6. 受験の流れと費用

受験申請は、「インターネット受検申請」「郵送による受検申請」の2つから選択することができます。
必要に応じて申請をしましょう。

受験料は以下の通りです。

受験料:
【1級】 学科: 8,000円 / 実技: 25,000円 (実技はペーパー実技含む)
【2級】 学科: 7,000円 / 実技: 16,000円
【3級】 学科: 6,000円 / 実技: 8,000円  
 ※23歳未満の在職者は4,000円
 ※23未満の在職者以外は6,000円

※2024/12/09時点での受験料

申し込み方法: 公式サイトから申し込み、受験票を確認
合格発表: 試験後、約1ヶ月で通知

7. ウェブデザイン技能検定に挑戦しよう!

資格取得はゴールではなく、新たなスキル習得の出発点です。ウェブ業界での可能性を広げるために、この試験にぜひ挑戦してください。