バナーを作ってみよう!
これまでFigmaの使い方の基礎を学んできました。
この動画では、WebサイトやSNSで目を引くデザインを作る第一歩として、
今回はFigmaを使ったバナー制作に挑戦してみましょう。
参考バナーのデザインを確認しよう
まずは用意されたバナーを見てみましょう。
figmaファイルはこちら!
- サイズはどれくらいか
- 文字の大きさや書体はどうか
- 余白のバランスはどうなっているか
- 色数や配色のルールはあるか
すぐに作り始めず、まずは「なぜこのデザインになっているのか」を考えることが大切です。
Figma実践
日本語化はお済みですか?
この後の説明はFigmaの表示が日本語であることを前提にして進めます。
まだ、Figmaの日本語化がお済みでない方はこちらの記事を参考にFigmaの表示を日本語に変更しましょう。
【1分で解決】 Figma 日本語化の手順まとめ! ブラウザ版とアプリ版それぞれ解説
1. レイヤーを用意
ワイヤーフレーム (F) を使い、見本と同じバナーサイズを設定。
レイヤー名を「背景」「テキスト」「装飾」などに分けておくと後の編集が楽になります。
2. 背景を作る
見本を参考に、背景色やグラデーションを再現します。
- 塗りから色を設定
- グラデーションの場合は、「線形」や「放射状」を選択し、色を2〜3色設定
- 写真入り → 見本に近い素材を配置し、サイズやトリミングを調整
3. テキストを再現
- テキスト (T) を使って見本のキャッチコピーや説明文を入力
- フォントを見本と似たものに変更(Google Fontsを使うと似た書体が見つかりやすい)
- 文字サイズ、太さ(Bold / Medium / Regular)を見本に合わせる
- 行間(Line Height)や文字間(Letter Spacing)も細かく調整
4. 装飾や図形を追加
- シェイプツールで円・長方形・線を追加
- 塗りつぶしや境界線の色を見本に合わせる
- 影(Drop Shadow)やぼかし(Blur)をエフェクトで再現
5. 細部を調整
最後に見本と見比べながら、余白・配置・サイズ感を微調整します。
- 拡大して細かい位置を合わせる
- 「整列」 機能で中央揃えや等間隔を維持
- 色コードを見本に近づける(Figmaのスポイトツールが便利)
6. 完成&書き出し
- バナーが完成したら、右下のエクスポートからPNGまたはJPGで保存
- 実際にSNSやブログ用のサンプルとして表示してみる
模写練習は「ゼロから作る」よりも短時間でデザインの基礎が学べる方法です。
特にバナーは配色・文字サイズ・余白といったデザインの基礎が詰まっているため、初心者に最適。
まずは1枚、完成までやり切ることを目標に進めてみましょう。